都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた生活ができる「田舎暮らし」に憧れる人は多くいます。しかし実際に住んでみると、都会とは違った苦労や不便さを感じる場面も少なくありません。そこで今回は、「田舎暮らしで大変なことは何ですか?」というアンケート調査(*1)を実施しました。その結果を、第1位から第10位までランキング形式で紹介します。田舎暮らしを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

第1位 買い物や生活の利便性が低い(回答数:120人/全体の30%)

田舎ではスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの店舗が少なく、買い物に時間がかかることがあります。特に車がないと生活が難しい地域も多く、日常のちょっとした買い物でも移動が必要になる点が大変だと感じる人が多いようです。

「スーパーまで車で30分かかるので、気軽に買い物に行けません。」
「夜に必要なものがあっても近くに店がなくて困ります。」

第2位 交通の便が悪い(回答数:95人/全体の23.8%)

電車やバスの本数が少なく、公共交通機関が使いづらいことも田舎暮らしの課題です。通勤や通学、通院などで移動が必要な場合、車が必須になるケースが多く見られます。

「電車が1時間に1本しかなく、乗り遅れるととても不便です。」
「車を持っていないと生活が成り立たないと感じました。」

第3位 人間関係が密接(回答数:70人/全体の17.5%)

地域のつながりが強いことは魅力でもありますが、その分人間関係が濃く、気を使う場面もあります。プライバシーが保ちにくいと感じる人もいるようです。

「近所付き合いが濃く、常に気を遣ってしまいます。」
「すぐに噂が広まるので、行動に気をつける必要があります。」

第4位 仕事の選択肢が少ない(回答数:60人/全体の15%)

田舎では企業や求人が少ないため、希望する職種が見つからないことがあります。収入面で不安を感じる人も多く、都会から移住する際の大きな課題となっています。

「やりたい仕事が近くにほとんどありません。」
「求人が少なく、転職の選択肢が限られています。」

第5位 医療機関が少ない(回答数:40人/全体の10%)

病院や専門医が少ない地域も多く、診察を受けるために遠くまで行かなければならないことがあります。高齢者や小さな子どもがいる家庭にとっては大きな不安要素です。

「専門の病院に行くには車で1時間以上かかります。」
「夜間に体調を崩したときに不安を感じます。」

第6位 虫や野生動物が多い(回答数:30人/全体の7.5%)

自然が豊かな分、虫や野生動物と遭遇する機会も増えます。慣れていない人にとってはストレスになることもあるようです。

「夏になると虫が多くて、家の中にも入ってきます。」
「畑にイノシシが出ることがあり、怖いです。」

第7位 娯楽や遊ぶ場所が少ない(回答数:25人/全体の6.3%)

映画館やショッピングモールなどの娯楽施設が少ないため、休日の過ごし方が限られると感じる人もいます。特に若い世代から多くの声が挙がりました。

「遊びに行く場所が少なく、休日が少し退屈です。」
「映画館や大型ショッピングモールが遠いです。」

第8位 インターネット環境が不安定(回答数:20人/全体の5%)

地域によっては通信環境が整っていない場合もあり、リモートワークやオンラインサービスの利用に不便を感じることがあります。

「ネット回線が遅くて、オンライン会議が途切れることがあります。」
「場所によってはスマホの電波が弱いです。」

第9位 地域の行事や役割が多い(回答数:18人/全体の4.5%)

地域の祭りや清掃活動、自治会の役割など、住民参加型の行事が多いのも田舎の特徴です。地域との関わりを負担に感じる人もいます。

「自治会の活動が多く、休日が埋まることがあります。」
「地域行事の準備が思ったより大変でした。」

第10位 冬の雪や自然環境の厳しさ(回答数:12人/全体の3%)

地域によっては豪雪や台風など、自然環境の厳しさが生活に影響することがあります。雪かきなど、都会では経験しない作業が必要になることもあります。

「冬は毎日のように雪かきをしなければなりません。」
「台風や大雨のときに不安を感じます。」

まとめ

今回のアンケートから、田舎暮らしでは「買い物の不便さ」や「交通の便の悪さ」といった生活インフラの課題が多く挙げられる結果となりました。また、人間関係の濃さや仕事の少なさなど、都会とは異なる環境に戸惑う人もいるようです。
一方で、自然に囲まれた生活や地域のつながりなど、田舎ならではの魅力も多くあります。これから田舎暮らしを検討している方は、メリットとデメリットの両方を理解したうえで、自分に合った暮らし方を考えることが大切と言えるでしょう。

*1
【調査方法】 インターネットによるアンケート調査
【調査期間】 2026年3月6日~2026年3月12日
【調査対象】 男女400人